風土と身体知

Research Core

風土音楽の再構築と
身体操法

研究所の核心

Foundation

研究の土台:
風土に根ざした身体知

日本の郷土芸能や音楽は、
古来より「鑑賞物」である前に、
厳しい自然環境における農作業や漁業という
「生存のための律動(リズム)」から立ち上がってきました。

当研究所では、
この日本列島の厳しい風土を生き抜くために培われた、
生活に根ざした身体技法を分析しています。

Methodology

技術の昇華:
労働から芸術へ

単なる形の模倣ではなく、以下の三点を軸に、
消えゆく郷土の知恵を現代の演奏技術へと昇華させます。

01

01

生活動作の抽出(操体分析)

鍬を振る、網を引くといったような全身連動の動きを、現代の解剖学的視点から再定義し、その身体に宿るグルーヴを再定義します。

02

02

音色の考古学(口唱歌と倍音)

日本語の母音・子音の構造、および山や海の声に共鳴する特殊発声とその音を研究。倍音構造の音楽からその島国の「気配」を呼び覚ます音色を引き出します。

03

03

現代への実装(創造的再構築)

日本音楽のコンセプトを、現代のアートやエンターテインメント、教育の場へと接続します。それは過去の保存にとどまらず、失われつつある「島国の感性」を、現代社会を生き抜くための新たな「身体知」として提示する試みです。

「生存の律動を、
現代の共鳴へ。」

私たちの研究は、
土に触れ、海を渡った先人たちの「生命の躍動」を、
音楽の響きに凝縮し、次世代へと繋ぐための架け橋です。